情報交換の在り方②

どうすれば、この人に接触したいと思われるような人材になるか・・・

全ては無理だが、ある1点において、卓越した実績・意見を持ち、それを社内・社外から一目置かれるレベルになることだろう。

そうすれば、自然と相手から接触を求められる。

ではどんな力を身に付ければよいのか・・・

社内ではすぐに思いつくのだが、社外は思いつかない。

できれば社内・社外で通用する共通の力だとよいのだが・・・

社内だと・・・

まさに定性的な話しが通用する。

人がいいとか、人の話しをよく聞いてくれるとか、優しいとか、話しやすいとか、何かあったとき声をかけ易いとか・・・

これは、会社に入って、意識して行動をし、積み重ねていけば、いずれできるようになることだと思う。

人によっては難しいことかもしれないが、今の私にとってはそこまで難しくはない。

ま~、まさに定性的な話しの極致。

そして、これは、社外では通用しない能力だ。

だって、社外の人と、時間を掛けて関係性を作ること、いやそもそも、関係性のきっかけ作りから始めなくてはいけないからだ。

これが業者さんとかであれば、まだ話しはできるが、転職といった、他の会社に入りたい・・・と思ったときは、まるで使えない能力となる。

面接のときに、

「私が人がいいとよく言われます」

こんなことこの年代の人間が言ったら、間違いなく、

”こいつ、何言ってんだ?”

と、なるだろう。

ま~、転職先の会社に入ってしまえば、関係性づくりに励むことができるから、大丈夫なんだけど、そもそも転職できるかどうか、会社に入れるかどうかの話しになると、人がいい・・なんて定性的なことは言ってられない。

社外だと

・・・となると、社外の人にとって有用な情報を発信するとなるとなんだろう?

全部は無理だが、まずは、社外のターゲットを絞って、その人、その業界の困っていることを確認することから始める必要があるだろう。

そして、その困りごとを解決するか、ストレスを軽減する働きをするか・・・

それによって、相手から見た、今の自分の価値が決まるのだと思う。

この人とは、時間を作って話しても大丈夫そうだ・・・と。

時間を奪われるだけでなく、こっちにとってもメリットのある情報を持っていると、思ってもらえるような人材になることだ。

スキルよりも情報提供が重要か?

ここまで話すと、スキルを身に付けるよりも、情報を持っており、それを必要に応じて、相手に分かりやすく説明できる能力を身に付けることのほうが、大事に思えてくる。

要は、プレゼンスキルだ。

相手は困っている。

それを解決したい。

そういう状況の時、その困りごとを解決する手段を持っておくこと、そしてその手段を困っている相手のレベルに合わせて、腹落ちするように説明できる能力・・・

この当たりを身に付けておくことが、今後、重要になってくると思われる。

ただ1つ問題が・・・

これには、膨大な時間が掛かる。

一夜漬けで勉強したことは恐らく使うことはできず、それよりも、1日10分~15分といった時間を生み出し、毎日毎日、ひたすら色々な情報に触れ、アウトプットする・・・この作業を繰り返す。

これを行うことにより、やがて、こいつは情報を持っている、そして情報を分かりやすく伝えてくれる・・・と、相手に思ってもらうこと。

こういう人材に成長したとき、相手からも情報を引き出せる人材になるのだと思う。