数字を言語化する

私の超のつく苦手分野・・・

数字の羅列を言語化すること。

どうすれば、言語化できるようになるのか、目下の課題で検討中だ。

数字を読み取り最終的に人に行動を促す

社内には様々な資料がある。

そして、その資料の大半は、エクセルで作られた、おびただしい数の数字の羅列だ。

本社に属していると、本当にただの数字にしか見えない。

その数字を作り出すための事業所の思いや努力を、全く感じることができないからだ。

だから、資料集計においても、平気で合計を一桁間違ったりしているのだ。

今の自分は、数字を見て、この数字をもっとこうしなくてはいけない、だからこういう行動をとってくださいよ・・・と、人に働きかけることなく、ここまでやってきた。

これからはそうではいけないのだろう。

部長や課長はそれぞれの部署の責任を持っていて、自分の領域の数字を少しでも良くしようと頑張っている。

それには、事業所の方々の協力が絶対に必要で、その方々の協力を得るためには、納得感、腹落ちのできるお願いをする必要がある。

最初から数字の羅列でできていないことばかりを指摘するのは論外だが、感情、関係性を高めた上で、数字を用いて説明することは、必要なスキルと言えるだろう。

その上で、最終的には、他人に行動を促せるようにしていくのだ。

数字を言語化するには・・・

では具体的にどうやって数字を言語化していけばよいのだろうか・・・

まず、その数字を構成するための、人の活動を因数分解する必要がある。

こういう活動をした結果、例えば売上がこうやって上がる、もしくはお客様情報を取得するといったもの。

その積み重ねが、最終的にエクセル資料に落とされているのだということを理解すること。それが大前提だ。

なにしろ、その活動内容を知らないと、本当に出てくる資料の数字はただの数字の羅列にしか見えないのだから・・・

どうやってその数字ができるのかを理解した上で、今度はその数字を、1度ではなく継続的に見る必要がある。

つまり、その数字を毎日目的を持って見続けるということだ。

そうすると、そのうち、その数字の推移が頭の中で浮かぶようになっていく。

ここまで来ると、後はその数字がどうやって動いているのか、今どんな状況なのか、どのような活動内容の改善が必要なのか・・・そのようなことが見えてくる。

後はそれを分かりやすい言葉で言語化して、事業所の方にお願いするのだ。

今のところ、何かを分かりやすく説明するということは練習してきたが、数字を読み取ったうえで、分かりやすく説明するという努力は怠ってきた。

少し遅くなってしまったが、今からでも必要な資料の数字を読み取れるようにして、出てくる資料の言語化の練習をしていく必要がある。

それには実践が1番なので、毎日配信している資料を利用する。

少しくらい間違ったって、みんながみんな、見ているわけではない。

だから、資料を言語化した内容を、緊張感のある環境の中で発信していく。

当面の勉強方法はこれで行こうと思う。