PDCAを回すことの難しさ

PDCAを高速で回すことがポイントです・・・
よくこんな表現をビジネス本やビジネス書、経営陣や上層部が、使っている。
確かに、PDCAを高速でぐるぐる、ぐるぐる回し続ければ、そりゃ~、成果も出るでしょう・・・
ただ、私の場合、なぜかこのPDCAのサイクルを完遂できない。
いったいどうやったら、PDCAサイクルを綺麗に回すことができるようになるのか・・・
そもそもPDCAの大事なところってどこだろう?
PDCAの1番大事なところ、それを人に尋ねれば、
そりゃ~、プランでしょう。
いやいや、実行じゃない?
でも、チェックがちゃんと機能していないと・・・
3つやった後に、改善を実行することが1番ポインなんじゃない?
4者4様の答えが返ってくるとは間違いない。
そんな私も、いったいどこに1番力を入れればいいのかが分からない。
ただ、私の場合、もっと違うところで躓いているような気がする。
PDCAのサイクルを回すスキルが圧倒的に足りていない
簡単に言うと、私は、PDCAを回す実践が圧倒的に足りないということだ。
プランも実行もチェックもアクションも・・・
どれもこれも、私は経験がとてつもなく不足しているのだ。
つまり、スタートラインにも立っていない。
だから、できないだけなのだ。
自分で考えてやらなきゃ、全くできなくて当たり前・・・
少し前からあった違和感
私は、よくうまく行っていないプロジェクトの会議に参加することがある。
例によって、現代のプロジェクトと名の付くものは、ほとんどの場合、ITとワンセット。
だから、参加しているのだが・・・
そこで、割と思っていることをずけずけ言ってしまう。
そして、ある程度、共感を得ることができる。
ただ、問題は、その後、そのプロジェクトは結局暗礁に乗り上げたまま、微動だにしないことがほとんどだ。
自分があんなに意見を言ったのになぜ・・・
自分の中では違和感でしかなかったが、その答えがようやく分かってきた。
要は、その会議で全てのことが終わっているのだ。
次にどういう計画を立てるのか、実行するのか、チェックをして改善するのはどうするのか・・・そこまで、私は皆と共有するところまで話していなかったのだ。
結局私は、責任のほぼ問われないポジションにいるため、皆から見れば、ただの評論家になっていただけなのだ。
評論家の意見というのは・・・ただ、ただ、イラつく。
自分は安全地帯から物を言っているだけで、後は、誰かがリスクを持って動いているだけなのだから・・・
でも多くの人がその評論家の地位に、甘んじていることが往々にしているわけだが・・・
会議終了後にPDCAを具体的にどう回していくかまで、最低でもその会議で話さなくてはいけなかったのだ。
続きは次回、お話しする。
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