経営陣のオーダーについて

1度出すととことん、駄目出しをされるもんだから、提出するのが怖くなってしまった。
ま~、経営陣に対するオーダーの話しなのだが・・・
以前、面談の話しを書いたが、その内容の続きである。
別に100点目指さなくても・・・
どうしても、経営陣に出す資料は、完璧を求めてしまう。
そして、その完璧と思って提出した資料が駄目だしや指摘、突っ込みをひたすら受けるものだから、こっちも対応できなくなってしまう。
そういうわけで、提出するのが、どんどん怖くなって、レスポンスが悪くなる。
結果、経営陣からはこいつはレスポンスの遅い人間だ・・・というレッテルを貼られてしまう。
そんなことの繰り返し・・・
面談の後、色々考えたが、どうせ駄目なら、早く出して、早く駄目だしされたほうが、結果として早くゴールに近づくだろうという考えに至った。
どうせ、自分の中だけの力で、経営陣の100点の答えなんて導くことはできないのだから・・・
ただ問題はここからだ・・・
それでも提出するのは覚悟がいる
自分なりに考えて、作った資料を、経営陣に提出する。
そしてボコボコにされる。
それって結構ストレスなのだ。
自分がどれだけ仕事ができないか・・・思い知らされることになるからだ。
私は、昔、IT企業に勤めていた時、とことん仕事ができなかった。
こんなことも分からないの?何で分からないの?何やってんの?
そんなことを常に言われ続けながら、毎日を過ごしてきた。
それがトラウマになっている。
だから、IT企業時代も、今の社内SE時代も、常に周囲の目をいつも気にしながら仕事をしていた。
結果、こいつは仕事のできないやつだと思われることが、何より苦痛に感じるようになってしまった。
どこかに、あなたの資料はいつも一発で合格だね・・・と言われたい気持ちがあるのと同時に、相手を失望させて、あの失望の目で見られることを、極端に恐れいているのだろう。
どちらかというと、後者だろうか・・・
これからはボコボコにされないと先がない
ただ、そんな意識を、変化させないと、駄目な段階まで来ている。
今の経営陣の要求は、自分の頭の中だけでは、満足させることはできない。
だから、土台だけ早く作って提出する。
そしてフィードバックを受けて、修正する。
時には、周囲の人の力を借りながら・・・
そうしないと、ゴールを目指せないところまで来てしまったのだ。
駄目だしされることに慣れること、それが今の私に必要なことなのだ。
よく壁打ちという言葉がある。
自分の作ったものを誰かに見ていただき、そして議論する。
自分で気づかなかった部分の意見をもらい、軌道修正・追加修正しながらゴールを目指す。
しかも壁打ちの相手は1人ではなくできるだけ多くの人。
その人達に、ボコボコにされながら、ゴールに近づける練習が、今の自分にとって最も必要なことなのだ。
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