俯瞰する力

最近、目の前のことをこなすことで精一杯。
トラブルシューティングを始め、次々と起こる問題や課題に対して、ただ、必死に対応しているということの繰り返し・・・
自分でコントロールしているというより、人や外的要因にコントロールされることがほとんど・・・
結果、辛い毎日を送っている。
リーダーの動きができないと・・・まずい
会社の中でリーダーは経営陣。
こっちに行くぞとリーダー(=経営陣)が言えば、社員はみんなそのゴールを目指さなくてはいけない。
もしリーダーがこっちに行くぞと言ったのに、そのゴールを目指さない社員がいたとしたら、本来はその社員は、今の会社を辞めて、自分で会社を立ち上げて、自分のゴールを目指す必要がある。
そのため、リーダーは作業していたりマネージメントしていては駄目なのだ。
因みにマネージメントとは、リーダーが指し示したゴールに、社員にこうやって行こうとか、このやり方で攻略しようとか、社員にやり方を指示する人。
・・・リーダーシップとマネージメントの違いを私はそう認識している。
今の私は、マネージメントとして、力を発揮しなければいけないのだが、実はその動きに限界を感じている。
世の中や社内で起こることに対して、ただその場しのぎの対応をしているだけ・・・
次回同じ事が起こったら・・・
とか、
この流れだと、この準備が必要だ・・・
とか、
・・・そういった、全体的に俯瞰した上での対応が全くできていない。
だから、忙しい気になってしまっている。
これらに対応するためには、中間管理職だけど、リーダーの考え方を取り入れないと、対応できないのだ。
リーダーの考え方、つまり、会社全体や世の中を俯瞰してみることができれば、ある程度の準備ができる。
ここでいう準備とは3つ。
〇物の準備
〇スキルの準備
〇心の準備
・・・この準備の詳細については、また次回お話しするとして、なぜ準備が必要なのか?
それは、想定内の対応と、想定外の対応では、自分、もしくは自分の部署のメンバーの疲労感やダメージが決定的に違うということが上げられる。
想定外に起こることについては、その場で判断しなくてはいけないし、またそこから対応策を考えなければならない。
その対応事項に、全ての力を突っ込める余力がチームにあればよいのだが、たいていの場合、いつでも余裕がない。
だから、想定外をなるべくなくし、今後起こることをなるべく想定内にしておくことが必要なのだ。
想定外の対応をばかりしていると、自分もチームも壊れてしまう。
その上、余裕もなく対応するものだから、うまく対応できず、自分の評価を下げる・・・こんなケースもあるだろう。
だから、今、会社全体では何が起きているのか、世の中で起こっていることが、自分の会社にどんな影響を与えそうなのかを、経営者のように、俯瞰して見ておくことが重要なのだ。
そして、なるべく想定内のことしか起こらないようにしておくことが、自分や自分のチームを守る手段となるのだ。
ただ、いくら想定内だと、想像していても、実際に何かが起きた時に動けないのでは意味がない。
だから、想定内にしておくこと+3つの準備は、ワンセット。
次回は、3つの準備について深堀してみたい。
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