あなたの考えを聞かせてください④・・・理想の上司とは何ですか?

あなたの考えを聞かせてくださいシリーズ、今回は、

理想の上司とは何ですか?

・・・こちらについて、考えてみたい。

根底にある考え

私は今、上司という立場にある。

だから部下がいる。

そして、もちろん私の上にも上司がいる。

典型的な中間管理職。

そんな私が考える上司とは、上司だからといって、決して偉いわけではないということだ。

では上司とは何のか・・・

それは、ただの役割だ。

上司は決して偉いわけではない

私は昔、上司とは偉いものだと思っていた。

ただその考えには違和感があって、偉そうにしている人を見ると、何だか違う・・・と思い続けてきた。

そんな時、ネットで見つけた言葉・・・

「上司とはただの役割だ」

自分にはとてもしっくりくる言葉だった。

上司だから偉いとか、そういうことではないのだ。

上司と部下、それは役割が違うのだ。

それでは、なぜ役割が違うのか・・・

それは、そのほうがチームワークを発揮できて、会社の生産性の効率が上がるからだ。

上司というのは部下がいる。

その部下は、色々な能力を持っている。

これはすごくできるけど、これは全然できない・・・自分の部署の仕事を満遍なくできる部下もいれば、ある1点だけ特化してできる部下もいる。

相手の気分を常によくする、ムードメーカーもいれば、チームプレーは苦手だが、ある種職人気質の仕事をできる部下もいる。

そんな部下の特性を見定めて、部署に降りかかってくる仕事を割り振り、自分の部署の生産性を最大限に発揮させる。

上司というのは、マネージャー。

部下の力や自分の部署のチームの力を引き出すことができれば成功なのだ。

理想の上司とは何なのか?

私が考える理想の上司とは、部署にいる人数以上の仕事をこなせる状態に持って行くことができる人材だ。

例えば部署が3人いたら、4人分の仕事ができる。

4人いたら5人分、6人分の仕事をこなすことができる。

普通は3人だったら、3人分の仕事しかできない。

でも上司がマネージメント能力を発揮し、やる気を出させたり、それぞれの特性を生かし采配をしたり、教育をすることによって部下の力を引き出したりすれば、3人しかいないのに4人前の仕事ができてしまうものなのだ。

人数以上の仕事をこなす集団にすること・・・これが理想の上司だと思う。

逆に、人数以下の仕事しかこなせない集団にしてしまう上司は、残念ながら無能の烙印を押されてしまうのだ。

私の部署は今、人数以上の仕事ができていると思う。

しかし、それは私が理想の上司だからというよりも、部下が優秀だからだと思っている。

自分が成長すれば、この集団は今以上に成果を出せる集団になる。

私のマネージメント能力を引き上げることが、目下のこの部署の課題なのかもしれない。