時間の確保をするには・・・

前回、時間を確保することの重要性を再確認したのだが、もう少し具体的にどうすればよいのかを深堀したい。
■何のために時間を作る?
まずは、1番根本的なところ。
何のために時間を作る必要があるのか?
それは、やりたいことがあるからだ。
そして、そのやりたいことというのは、結局のところどんな成果を出したいのか、自分自身で再確認するところから始まる。
この成果が欲しい、だからこの作業とこの調整が必要、だから時間が欲しい。
こんな方程式になるわけだが、そのためには、その成果が欲しいという、強烈な意識が必要となる。
その意識が弱いと、周囲に流され、全ての作業を受け入れることとなり、結果的に、欲しい成果を得られないまま、時が過ぎて行くことになる。
周囲の圧力に流されたとしても、この時間だけは絶対に確保する・・・その確固たる新年を持ち続けない限り、自分の時間は周囲のために取られ続けることとなる。
だから、一流のビジネスマンや経営者は、自分がどうありたいか、何をしたいのか、目的は何か・・・そういった自分自身への問いかけを常に重視しているのだろう。
何も考えなければ、どんどん周囲に流され続けていくだけなのだから・・・
■時間を作るには・・・?
それでは、自分がこうありたいという、強烈な意識ができた後の話し・・・
どうやって時間を確保するのか、これも方法はいくつもあるが、思いつくまま書き出してみる。
①事務作業を早くする
②全ての仕事を引き受けない
③仕事を誰かに振る
④テクノロジーに頼る
⑤自分で確保したい時間、他人から仕事を引き受けても良い時間を意識してそれを守る
⑥自分自身を成長させ、他人から来る仕事を、2割の力でこなせるようになる。
・・・etc
まだまだ出てきそうだが、まずはこの辺りから1個ずつ見ていきたい。
その前に・・・
■その前に、気持ちの整理・・・
今の自分に言えるのは、今の仕事のやり方では、いずれ自分は今の会社にいられなくなるということだ。
ま~、そこまで忠誠心もなくなってしまった会社ではあるが、少なくともしがみついていれば、最低限の給与は保証される。
会社は私を利用する。
でも私も会社を利用する。
どんな綺麗ごとを並べたところで、今の会社との関係性はそんなもの。
いつ何時、あっちから切られても、こっちから切っても、おかしくない状況なのだ。
だから、自分が成長するには・・・という観点で常に仕事をする必要がある。
この会社を追い出されたとき、自分自身の力で世の中を生きていけるような、そんな力を持っておくことが必要なのだ。
その力を手っ取り早く身に付けるには、今ある仕事を利用するのが1番だ。
たいてい、簡単で既に今の自分でもできるという仕事に時間を取られまくっている。
こんなことを続けていても、自分自身の成長には繋がらない。
それよりも、今の自分に簡単にできない仕事に取り組んで、悩んで勉強して解決して・・・それを繰り返すほうが、あきらかに自分自身のためになる。
そして成長することができる。
この考えで、仕事に取り組めば、
会社から言われたから・・・とか
経営陣から強制されて・・・とか
そんなことを言っている暇はなくなるのだ。
あくまで主体は自分自身を成長させること。
大きな目的は、この会社を放り出されたとしても、自分自身の力で、今の世の中を生きていけるということ。
それに特化して考えれば、今の仕事の無茶ぶりも、ある意味自分には必要なものとなるのだ。
次回は、まずはポンと出てきた時間を作る6つの項目について、1つ1つ深堀していきたい。
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