経験値が重要であることを伝えるには

情報システム部門にいるといるとよく言われることがある。

〇パソコン苦手だからできない

〇パソコン分からない

〇デジタルなんて使えない

〇そもそも自分には無理

・・・etc

私もどちらかというと、デジタルが苦手な人間だ。

その気持ちって実はよく分かる。

でもそう思っている人達、そして自分自身に伝えたいことがある。

まずはやってみることの大切さ・・・

どんな人間でも、最初から何でもできる人はいない。

だから、どんなに辛くても、最初に1歩を踏み出すことが必要だ。

まずはやってみる。

そうすると、案外できてしまったり、やっぱりできなかったりと2通りの結果が出る。

そして、案外できてしまったりすことが、割と多いのだ。

しかし、やっぱりできなかったという経験も、とても大事で、それはなぜかと言うと・・・

何が分からないかが、少しずつ分かってくる

やっぱりできなかったという経験が大事な理由。

それは、ゴールと自分の現在地を把握することができるからだ。

そして自分はこれができない、じゃ~誰かに聞いてみよう・・・と次のステップを踏むことができる。

案外最初の1歩目を踏み出すと、そのまま行けるところまで行けてしまうものなのだ。

実際に、何か分からないことがあったとき、

とりあえずやってみよう・・・という人、

とりあえず何もやらないでおこう・・・という人、

成長速度は全然違うことになる。

断然、とりあえずやってみよう・・・と思う人のほうが、猛スピードで成長していく。

なぜなら、こんなの姿勢の積み重ねだからだ。

何だか、分からない問題・課題がきたな~・・・

とりあえずやってみるか・・・と最初の1歩を踏み出せるかどうか・・・

結局、それの繰り返しなのだ。

最初から、全部分かる必要なんてない。

やる前から全部分かろうとする必要なんてない。

土台、そんなの、無理な話しなのだから。

だから、まずはやってみる。

そして、間違いなく壁にぶつかるだろうから、それからどうすればいいかを考える。

人間の成長ってのは、そんなことの繰り返しなのだと思う。

世の中にいるすごい人

世の中には、この人すごいな~・・・と思う人がいる。

それもたくさんいる。

でもその人たちだって、きっと最初から何でもかんでもできたわけではないのだ。

きっと、今の私が簡単にできていることも、上手くできないことがあり、でもそこでまずはやってみよう、壁に当たったらまた考えよう・・・こんな毎日の小さな積み重ねをやってきたに違いない。

その挑戦と失敗と別な道を考えて突破することを、延々と続けた結果、周囲の人がすごい人だ・・・という存在になっただけのこと。

まずは最初の1歩を踏み出すこと。

それが、全てなんだと思う。

教えなくてはいけないこと

だから、教えなくてはいけない。

まずは1度やってみてどうなるかを確認してもらうことを。

そこでできれば、それでOK。

できなければ、手を差し伸べたり、調べ方を教えたり。

それを繰り返していれば、いずれ自分のモノにできますよ・・・と、そんな指導をゆっくりとやっていければと思う。