人的資産を上手く利用できていない

最近の経営陣の暴走の意味が分かってきた。

人的資産を上手く利用できていないのだ。

傍から見ても、他の部署の、自分の情報システム部門のことも、はっきり言って、使い方が最低レベルだ。

なぜそう思ったか・・・

人的資産を使い潰す

とにかく、今の経営陣のやり方は、会社のためという大義名分のもと、会社の人的資産を使い潰している。

まず、自分が気に入らない部下について・・・

これまでの功績を全く無視して、閑職・窓際に追いやるわけではなく、とてつもない無理ゲーを要求し、上手くできないと、キレまくる。

その部下は、恐怖心に打ちのめされ、今現在は、これまで普通の態度で接していた経営陣に、これでもかというくらいペコペコしだした。

どんなに無理難題を言われても、一生懸命課題を解決しようとし、解決策を持って行くと、理不尽に叩きのめされる。

家庭も家族も持っているその人達にとって、会社をクビになることが何より怖い。

どんな理不尽な扱いを受けてもペコペコ媚を売る姿は、見ていてとても辛い。

一方で・・・

経営陣のお気に入りの人達はどうなったかというと、こちらはこちらで辛い状況に追い込まれた。

早朝から深夜まで、ずーっと、経営陣の理想論を聞かされ、それを実現するための活動を要求される。

この人達はいったいどれだけ会社に拘束されているのだろう・・・?

かといって、莫大な見返りをもらっているのかというと、決してそんな風には見えない。

ただただ、経営陣の側近として、大したことはない権力をもらって、必死に動き続けているだけ・・・

見捨てられて冷遇され無茶振りをされる人、期待されて朝から晩まで無茶振りされ続ける人・・・どちらにしてもこうなりたいとは決して思えない姿だ。

こんなに人を使い潰す権限が、会社経営陣にはあるのだろうか・・・?

甚だ疑問だ。

成長するための無茶振りにも限度はある

つい数か月ほど前までは、人は成長するには自分自身が自分に掛ける負荷だけでは足りなくて、ある程度外部からの無茶振りをこなすことが必要だと思っていた。

常に・・・というのは難しいが、自分の実力の少し上の案件をこなし続けること、これこそが自分自身を成長させ続ける、1番の手段だと思っていた。

だから、ある程度の無茶振りにも対応していた。

時には度が過ぎる無茶振りに、対応できずに壊れそうになることもあったが、それも自分が未熟だからと飲み込んで、経営陣からくるタスクはこなし続けた。

結果、確かに自分は成長した。

ところが、今現在の環境を再確認してみると、経営陣の無茶振りがあまりにも限度を超え過ぎている。

人間をこんな風に扱って、いいのだろうか???

そこには、他人をリスペクトするとか、人としてちゃんと接するとか・・・そんな人間として根本的なことが、今の経営陣にはできていないと断言できる。

そうすると、無茶振りに対応するために必要な忠誠心が、なくなってくる。

今の経営陣の人間の取り扱いはあきらかに異常だ。

どうすればよいのだろう・・・

あまり時間はないから、自分自身のスタンスをはっきりさせる必要がある。

この続きはまた次回・・・