あなたのやりたいことはなんですか?

もし会社から、

「あなたのやりたいことは何ですか?」

・・・そう聞かれたら何と答えるか?

その場で答えられる人、その場で答えられない人、真っ二つに分かれると思う。

ただ、前者と後者の違いというのは、とても簡単。

普段から、考えているかどうか・・・

それだけのこと・・・

頭が良いとか悪いとか全く関係ない。

人間は、普段から考えていないことは話せないのだ。

あなたのやりたいことは何ですか?・・・もし誰かに聞かれたら

こちらについては、すぐに答えられたほうがいい。

理由はいくつかあるが、そのひとつに、自分の考えを聞いてもらえる機会というのは、案外少なく、そして案外いきなり、突然、突如としてやってくるからだ。

それは経営者層や上司との雑談の最中であったり、会議の最中だったり、たまたまフラっと自分の席を通りかかったり・・・つまり、しっかりと事前告知された面談でのみ聞かれるとは限らないのだ。

そして突然聞かれたその時に、

「明日まで考えてレポートにして提出します!」

・・・なんて回答は、0点だ。

そのレポートがどんなに素晴らしいものだったとしても、レポートを受け取ったころには、この質問をした人の自分への関心のブームは去っているのだから・・・

そして、自分の考えを聞いてもらうチャンスなんて、また当分やってこない。

だから、普段から自分はこんなことを考えている、こんな思いで仕事をしている・・・ということは、考えて話せるようになっていたほうが、間違いなくよいのだ。

そして、この考えは、自分の経験や知識によって、日々変わっていくもの。

やりたいことも、今日も明日も10年後も一緒というわけではない。

途中で方向転換したとしたら、それを改めてまとめて話せるように、言語化できるようにしておくことが必要なのだ。

私の今現在の答え

もし私が、誰かにこの質問をされたとしたら・・・

社員全員のITリテラシーを今より10%上げること・・・

こう答える。

なぜならば・・・

今の世の中、何でもIT技術で解決しようとしている。

そしてその流れに合わせて、我が社にも様々なIT技術が流入してきている。

それらを使いこなす能力を社員1人1人が高めること、それが効率的な成果を出すために手っ取り早い方法。

社員1人1人が今よりも楽に業務をこなし、楽に成果を出し、楽に新しい知識を身に付けるためにも、ITリテラシーを向上させることは、重要である。

こんな答えを用意している。

明日は、今日の答えと若干被るが、もう1つの質問を想定して答えてみたい。

「あなたの、この会社での役割は何ですか?」