情報システム部門からの情報発信について

情報システム部門からの情報発信は主に障害発生や、パソコン入替、ネットワーク切替などが主となっている。

そのため日常的に各部署・事業所宛てに情報を発信することはない。

ただ、最近、情報システム部門からも日常的な情報発信をするべきなのではないか・・・との話しが出てきた。

どんなコンテンツを発信するかはおいておいて、日常的に情報を発信するためには何が必要なのか、何が弊害があるのか・・・こちらについて考えてみた。

最初はまず・・・見てもらいえない

恐らくどんな内容を発信するにしても、まずは見てもらえることはないだろう。

その理由は、既に各部署の部署長が、毎朝毎朝、自分の部署がやって欲しいことを事業所に向けて、発信しているからである。

我が社の場合、部署数だけでも、かなりの部署になるものだから、相当の発信数となる。

このことから想像されることは、大変なのは事業所側だ。

何せ、毎朝毎朝、大量の情報が本社の各部署から発信されてくるのだ。

あれをやって欲しい、これをやって欲しい・・・

もちろん事業所から見て、必要な情報もあるだろうが、こんな大量の情報を確認するだけで、午前中が終わってしまう。

それだけのボリュームなのだ。

現在でもそんな状況なのに、新参者の情報システム部門がその流れに合わせて、朝の時間帯に情報を流したら、どうなってしまうのか・・・

当然見てもらえない・・・目に見えている。

どうすればよいのか・・・

そこで考えていることは次の2点・・・

①他の部署とは情報発信する時間をずらす

②発信内容に他の部署との差別化をはかる

①他の部署とは情報発信する時間をずらす・・・

毎朝毎朝、一気に大量の情報が本社から送られてくる事業所にとっては、こんなのいちいち見てられない。

朝の忙しい時間ならなおさらだ。

送っても見られない情報なら、そんなのごみと一緒。

いやむしろ、それを見ないという判を断する事業所の所長の一瞬の手間を考えれば、送らないほうがよっぽど会社のためになる。

そのため、競争率の高い朝一での情報発信は敢えて避けるようにする。

事業所が落ち着く時間帯を見計らって、送付・・・

当面はその運用を考えたい。

そうすれば、少なくとも視聴率の高い状況は避けられる。

②発信内容に他の部署との差別化をはかる

基本的にはどの部署も実績ベースの情報発信、そしてどのようにすればもっとよくなるか、ここが駄目、もっと工夫を・・・こんな情報発信を行っている。

事業所からすれば・・・言葉を選ばずにいれば、飽き飽きしているように見える。

それも1日くらいなら構わないが、毎朝毎朝では事業所は疲れを起こしてしまう。

そのため、実績ベースの情報発信を送るだけでなく、少しだけ、視点をずらした内容を追加する。

例えば、現在の世の中の流れ、それに伴う、お客様の変化、IT技術の役割・・・こんなことをテーマに連載物にする。

明日も見てみたい・・・と思われるようなコンテンツにしていくこと。

もしくは途中から見ても、見返してみたい・・・と思うもの。

そんな内容に仕上げて行きたい。

明日は具体的にどの程度続けるか、もしくはどんな運用にしていくか、そして自分の情報発信が、いつか視聴率が上がったときのことを考えてみたい。