新型コロナウィルス感染軽減における出社とテレワークの綱引き①

以前の投稿で、テレワーク環境の見直しを強力に推し進める動きが出てきたことを話した。

そりゃ~言葉にするのは簡単だが、現実的に何から着手すればよいのか・・・

まずは、きっかけ、取っ掛かりを探る。

全部テレワークに移行できれば感染リスクは”0”

会社には多くの人がいる。

当然接触の機会も多い。

どんなに飛沫防止だ、消毒だ、マスク着用だ、ソーシャルディスタンスだ・・・叫んだところで、結局同じ空間にいるわけだ。

接触”0”にはならない。

それに、コミュニケーションにおいて、やはり対面は最強のツール。

その便利さを知ってしまっている世代にとって、そりゃ~会社に来れば、感染リスクは”0”にすることは不可能だ。

そういった意味では、会社全員がテレワーク環境で仕事ができれば、少なくとも職場での感染リスクは”0”にできる。何せ、コミュニケーションは電話やLINE、オンライン会議・・・感染リスクは安心安全の0%だ。

そして、もちろんそうはいかない。

我が社は、テレワークで全て回せる業態ではないからだ。

そうなると少しでも出勤率を減らすため、テレワークを場面場面で使い分けることが必要になる。

まずは業務の棚卸し

最初に着手するべきは、各個人の業務の棚卸しだ。

それもただの棚卸しじゃない・・・棚卸は4段階。

①普通に自分が持っている業務を全て書き出す

②出社しないとできない業務、テレワークでもできる業務の分ける

③出社しないとできな業務に関して、1個ずつ作業手順を作成

④出社しないとできない業務の作業手順を細分化した上で、どの工程はテレワーク出来るかを確認

⑤情報システム部門、その他部門に不明な点は相談

③と④の手順は取引業者の方に習った。

なるほどな~、業務の棚卸しまではやったことがあるが、作業手順を分解して、どの工程ならテレワーク可能かまで確認すれば、結構テレワークでできる仕事が増えて来る。

後は、どうしても出社しないとできない工程だけ、出社組の人に力を借りればよいのだ。

最後に⑤だ。

自分の知識、もしくは部署内では不明な内容は横の連携でカバー

最後の⑤。

①~④の手順が完了しても、もっとテレワークに移行できる業務があるかもしれない。

これは自分や部署内の思い込みの部分もあるので、この棚卸し一覧を他部署のメンバーに確認してもらうことが重要だ。

例えば、出社しないとできないと思っていた業務だって、案外ITの力を借りれば解決するかもしれない。

もしくは、他の部署のノウハウをヒントに、テレワークに持って行けるかもしれない。

そう、横のつながりを使い倒すということが、案外テレワークに多くの業務を移行するには重要なことなのだ。

明日は、更に横のつながりを意識した内容を書いていきたい。