会社が目指しているもの

どの会社でも、目指しているものがある。

それは、利益だったり地域貢献だったり、社員の満足度だったり・・・

これは、その会社にとって1番のビジョンは何なのかということなのだが・・・

特に掲示なしの会社でも・・・

これが特に掲示なしの会社だってあるだろう。

しかし、会社としてある以上、一応、経営者がいるわけで、その会社の経営者が毎日何を思ってその会社を回しているか、きっとあるはずだ。

もちろん、経営者自身の資産増だってそれは構わないわけだ。

ただ、我が社の場合は地域貢献が掲げられている。

そのためにどうすればよいのか・・・

このことを難しい言葉で説明されている。

そう、一般の社員には届かない言葉で。

外部の人が聞くと、すごい・・・と思われるのだが、それが社員には響かない。

なぜなら、社員満足度の低くなるようなことばかり、実施されているからだ。

社員満足度の低くなることを実施されると、とにかく振り回されている印象が出て来る。

しかし、経営陣は、理想を追い求めて突っ走る。

社員はそれについて行けない。

結果ギャップが生まれて、社員のほうは、また始まった・・・という具合。

なかなかうまく行っていない。

じゃ~お前、経営してみろよ・・・と言われると、これまた私自身も困ってしまう。

何せ、経営陣の苦しみなんて、分かりっこないから。

経営陣と社員では、一体感とか、力を合わせてとか、言葉は色々あっても、結局は同じ境遇にはなれないのだ。

例えば、給料。

社員側からすれば、給料日は嬉しいもの・・・

しかし経営陣からすれば、給料日は恐怖そのもの・・・

こんな決定的な違いがある中で、同じところを目指そうとは、なるはずもないのだ・・・普通なら。

同じところを目指すには、経営陣が社員の目線に合わせないと駄目だと思う、特に我が社の場合。

私も含めて、一般社員はそこまで志が高くない。

自分が良ければ、それでいい。

そんな社員の集まりなのだ。

地域貢献ではなく、まずは自分なのだ。

地域貢献した結果、回りまわって自分たちの給料に反映するという、道筋なんて見えていないのだ。

そう考えると、経営陣というのは、本当にすごいと思う。

会社の社員の給料を維持しながらも、地域貢献といったものを考えながら、最後に社員の給料に反映させるということを日々考え続けている。

その考えが、反映することが、きっと快感に繋がるのだろう。

しかし社員はそこまでは考えられない。

考えるのはいつも目先のこと。

私も、その日その日のことを考えるので精一杯。

このあたりが、経営陣と自分の差なんだろうな・・・と思う。