やりづらいだろう・・・

以前から話しているように今回の4月から、また組織が変更。

ダイナミックに激変しているので、きっと当分混乱は続くだろう。

そんな中で、情報システム部門でもある1人の部下が、経営陣の補佐をする立場を兼務することになった。

この部下のことを思うと、きっとやりづらいだろうな~と思う。

私にする指示

経営陣は私とあまり関わりたがらない。

以前、私ができない・・・とはっきり伝えたことがよっぽどショックだったらしい。

必要な存在ではあるが、付き合いたくはない・・・どう扱っていいのか分からない。

そんな印象をバシバシ感じる。

このペースで行くとそのうち、不要という烙印を押されることになるだろうが、当面は様子見をしている。

一方で、困った状況に陥ったのがその部下だ。

何せ経営陣は、私のミスや提案の追及・却下をその部下経由で伝えることになったからだ。

早速、私のところにその部下から、この提案、もっとよく調べて、必要ないなら取り下げて欲しいという依頼が来た。

タイミング的にはもう少し早く話してくれれば・・・という内容だった。

とても言いづらそうに私に向かって経営陣の言葉を言っていた。

2つの思い

その時、私は2つのことを思った。

1つは申し訳ないな・・・という思い。

本来は私が受けなければいけないその指示を、仲介することになってしまった。

経営陣というのは大量の仕事を抱えているため、社員1人1人に寄り添った対応なんてできっこない。

そのため、自分が苦手な人材は常に自分の目の見える範囲には置きたくない。

従順ですぐに行動してくれ、言葉が足りなくても自分で補足し、心の負担を引き受けてくれる存在を置きたがる。

ま~その気持ち、分からないでもない。

しかし、その代わりに苦労するのはその側近達だ。

その側近達の気持ちを思うと、望んでその場に立っている社員以外は気の毒に思えてくる。

そんな申し訳ない、気の毒だた・・・と思う気持ちが1つ。

しかしもう1つは、これが中間管理職なんだよ・・・ということを伝えてあげたいと思った。

今まで、その部下のミスについて、私が言われていたこと・・・

間にクッションがあったことが、その部下にとってどれだけ恵まれた環境だったか・・・

そのことを思うと、これも良い経験なのでは・・・と思う。

そして、これからのこの会社はこのようなことが数多く起こるだろう。

なぜなら、今の会社は年功序列を廃止した会社。

その会社において、年齢は関係ない。

年齢を言い訳にできなくなったのは、ベテランも中堅も新人も関係ない。

その中で、これからはこういう対応もしていかなければならないということを、肝に命じて欲しいのだ。

普通に行けば、その部下の方が、勤める年数は長い。

この年数をどう過ごすかは、結局その部下にしか、決定することはできないのだ。