ある意味面接・・・

新しい上司が来るに辺り、慌てている自分がいる。

まさか、自分がこんな状態になるとは思わなかった。

自分の仕事に対する姿勢ややることを、改めて整理しているところだ。

しかしそれ以前に、自分の必要性を新しい上司に説明できるだけの力が、今の自分にあるのだろうか?

実はそこから始める必要があることに、ようやく気付いた。

上司から評価されること

多くの人が経験すること、上司からの評価・・・

しかし私は長年、自分の上司から正当な評価を得る機会がなかった。

なぜなら私の上司はそのまま経営陣だったからだ。

経営陣というのはとにかく忙しい。

私の仕事をちゃんと見て、そして評価するということが、とにかく難しいポジションなのだ。

これまで、良い評価、悪い評価、経営陣からされてきた。

しかし、特に納得したということはほとんどなかった。

なぜか?

それは、この上司が自私自身のことをきちんと時間を取ってみてくれているという意識が、私自身になかったからだ。

そんな人に評価されたところで、あなたに何が分かるんですか?

・・・そんな気持ちが心の奥底にあったのは確かだ。

そして、実はそれが自分の心を守る糧にもなっていた。

自分を評価してくれる人はいない。

どんなに頑張っても、どんなに頑張らなくても正当に評価されることはないと・・・

それは自分自身、非常にネガティブで駄目駄目な姿勢だったということにようやく気付かされたのだ。

しかし、新しい上司は見る範囲は情報システム部門だけになる。

専門的に・・・

私よりもスキルの高い人が私を見るのだ。

言いようのない不安感が私を襲っている。

これまで、自分のポジションを脅かす存在はいなかった。

でも今後は私のことを正当に評価できるレベルの人材が私の上司になるのだ。

たくさんの駄目だしをされ、これからショックを受ける回数も増えるだろう。

それに対応するために、多忙な日々をこなすことになるだろう。

ある意味ラッキー

しかし、ある意味ラッキーとも言える。

これまで自分は、何かに集中して取り組むことができなかった。

なぜなら、相談を受付仕事を振ることで精一杯で、必要な何かを集中的に極めることが難しい状況だったからだ。

前回も話した通り、業務は増えるだろう。

しかし、逆に言えば相談や仕事を振る作業は新しい上司が半分はやることになるだろう。

その点で言えば、これは自分自身が新たに成長できるチャンスとも言える。

せっかくに機会。

自分を正当に評価してくれる存在、駄目なら駄目でOK、それを正していけばよい。

そんな存在が降臨したことにある意味感謝。

時代は変化していく。

自分自身も変化していくことが必要。

そうであるならば、今この変化さえも、楽しむことが重要だ。

その先に、自分自身の成長があるのだろう。