もっと深刻な問題

新しい上司が来るにあたり、実はもっと深刻な問題があることに気付かされてきた。

今、現在、あなたやあなたの部署は何をやっているの?

どんな仕組みが社内で動いているの?

どんな費用が掛かっているの?

どこにどんなデータが格納されているの?

・・・etc

様々な質問を雨あられのようにされる可能性がとても大きい。

それに遅滞なく受け答えするための準備を、すっかり忘れていた。

いい機会・・・

実はこれらは、日々の忙しさにかまけて、誰かに説明できる体をなしていなかった。

そのため、これらの整理は急務と言える。

逆に、この準備ができれば、不足についても確認できるようになってくる。

これは今のうちから準備しておく必要がある。

一気にはできないから、半月掛けて少しずつ準備していけばよい。

もちろん半月経ってもできない可能性がある。

そうであっても4月、5月と使って少しずつ形にしていく。

最終形態はその資料を利用すれば、ある程度の説明はできる状態にするということだ。

逆に、説明できなければ、また作り直せばいい。

そうやって、4月に迎える準備をし、間に合わない部分については、継続して作成を続ける。

どっちみち、いつかはやらなくてはいけなかったことだ。

この機会に全てをまとめておくことはいいことだろう。

指摘は受けるだろう・・・

その上で、どうしても指摘を受ける部分は出てくるだろう。

なぜなら、レベルの高いことをやっていた方だ。

その方の求めるレベルにすぐに応えられるほど、こちらも体力はない。

その時は素直に謝って、今後はきちんとすると説明し、すぐにきちんとやればいい。

そうやって、少しずつ形にしていくことがベストのやり方だ。

もちろん、こっちも必死にやっていたからこそ、できないことは多々あった。

しかし、これからはあきらかに私の負荷は減る。

私がやっていた3割は、新しい方が引き受けてくれる。

責任やマネージメントという部分については、軽くなると思われる。

これからは、本来自分がやらなければならなかったことについて、集中することができるだろう。

仕事が増える可能性はある。

その方が思いついたこと、その方が是正を求めたもの、他部署との波紋・・・そういった仕事が増える可能性は確かにあるが、これも自分が成長するいい機会である。

今回の件、私にとって危機だ。

上手く乗り切れるかどうか、それは私自身のこれまでの貯金と日々の成長に掛かっている。

乗り切れば間違いなく成長できる。

そう信じて、これから1日1日を大切にしていきたい。