人前で話す練習について

あるコミュニティがあって、そこで人前で話す機会があった。
今の自分の能力なら、特に見ないでも話せるだろうと思い、何の原稿も用意せずに話したのだが、大失敗だった。
呼吸困難に陥りそうになる
話すことは頭の中で何度も反芻していた。
そのため話したいことは、頭の中では分かっていた。
しかし、実際に人前に立って話し始めると、いつの間にか息苦しくなって、呼吸が続かなくなる。声が小さく、裏返る。
あ~失敗したな~と思いながらも、話しを途中で切るわけには行かないので、そのまま頑張って話し続けた。
散々な経験だった。
しかしこの経験、過去にも何度かあった。
朝礼で話したり、もしくは別のコミュニティで話す機会があったり・・・そう言った時にどうしても、気付くと呼吸困難に陥る。
そうなった時は、もう対処のしようがない。
これって自分に取って、どんな時に発生するのだろう・・・とまとめておく。
発生条件
今までの経験からこんな条件の時に発生する。
○改まって人前で話すとき
・突然話さなくてはいけなくなった時はおこらない
・1対1のコミュニケーションの時は起こらない
・1対複数でも気心の知れた人と話す時は起こらない
○何も見ないで話す時
・原稿を準備し、話すときは全く起こらない(つまり頭の中で記憶する必要がないとき)
・加えて、話すのがどうしても早くなってしまい、無意識のうちに呼吸をしないで話している時に起こる(緊張状態にあるということ)
・立って話すとき(つまり座って話すときは起こらない)
○緊張する場面(主に正式な場面で話さなくてはいけない時)
○ある一定の声量で話さなくてはいけない時
この条件の時に発生するようだ。
こちらについては、自分なりに検証が必要だ。
恐らく、1個ずつ潰していけば、対応可能な事象かと思う。
例えば、突然話さなくてはいけなくなった時に起こらない・・・ということであれば、敢えてあまり準備をせずに話すというのも一興。ただし、普段から話す材料は集めたり、考え続けておく必要がある。いきなり振られても話せるという状況を常に自分自身の中で作って置けばいい話だ。そうでなければ、無理をせずに原稿を準備しておけばよい。
また、立って話す練習が少ないということもある。
私は普段、立って人前で話すという経験があきらかに少ない。
座って話すということは山ほど経験があるのだが・・・
考えてみれば、立って人まで話すという経験は、コロナの感染リスク拡大により、オンライン会議が激増してからほとんど経験がない。
その数少ない中で、緊張状態で、頭の中で覚えていることを一定の声量で話さなくてはいけないのは、やはり自分にとって、トレーニングが必要なのだろう。
今回の失敗を受けて、それなりに練習が必要だということが分かったので、よしとしたいと思う。
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