緊急ではないけど重要なことにどれだけ時間を割けるか

経営者だろうと、管理者だろうと、作業者だろうと、仕事をする上で重要な考え方。

それが仕事には4つの区分けがあるということ。

順番は分からないが、

①緊急で重要な仕事

②緊急ではないけど重要な仕事

③緊急だけど重要度の低い仕事

④緊急でも重要でもない仕事

よくこの4つの区分に分けられる。

そして、1番重要なのは②の緊急ではないけど重要な仕事ということで・・・

緊急ではないから意識しないとやらない

多くの人が緊急性の高い仕事に時間も労力も取られがち・・・

それはその場を凌げるからだ。

緊急な仕事をやらなければ、どんどん評価が下がって行く。

例えば簡単な伝票処理から障害対応復旧など・・・

これはやらなければならないのは確か・・・

しかし、忙しさにかまけて、これらの仕事をばかりやっていると、結局は自分を成長させられなかったり、管理者として失格の烙印を押されることにつながる。

それはなぜか・・・

緊急ではないけど重要な仕事の一例を上げると、仕事の仕組みを抜本的に見直すというものがある。

別に今日やらなくても、明日、影響が出るものではない。

しかし1か月後、半年後、1年後にその仕事に手をつけなかったために、リカバリー不能な状況な事態を引き起こす可能性がある。

それくらい、将来を見据えた仕事というのは、早めに手を付けておかないと、将来取り返しのつかないことに発展する恐れがあるのだ。

もちろん、リスクだけでなく、機会損失も含まれる。

今日、明日どうこうというものではないが、放っておくといずれ大きな災いを起こす可能性があるものは、会社で仕事をしていると多々あるもの。

因みに自分を成長させることだってある意味、緊急ではないけど重要なことの1つだ。

今の時代、自分を成長させないということは、リスク以外の何物でもない。

時代は変化している。

その時代に合わせて自分が変化していくには、勉強を続けるしかない。

勉強して自分を成長させていくこと・・・それが自分自身の大きなリスク回避になるのだ。

別に今日、明日、勉強をしなくても影響は出ない。

しかし毎日の積み重ねが、1年後、5年後の自分の姿を大きく変えて行くことは間違いない。

まずは自分に投資する時間を作ること、また会社でも緊急ではないけど重要なことに目を向け、その仕事を実施する時間を確保すること。

それらの時間を確保するためには、部下に作業を委譲したり、プライベートな時間を使っての勉強も必要不可欠となるだろう。

緊急ではないけど重要なこと・・・普通に生活していたらこれをこなすことはできない。

常に意識して毎日を過ごす必要があるのだ。