不安をポジティブに・・・

誰しもやったことのないものには不安を抱くもの・・・

ましてや自分が苦手意識を持っているものについては、強烈な不安を感じる。

それをどのように解決していけばよいのだろうか・・・

何が不安なのか?

まずは何が不安なのかを書き出すのが1番よい。

次にその不安な気持ちについて考える。

できれば、誰かに相談したり、意見を求めたり・・・そうやって口に出すのがよいだろう。

口に出せば、自分の気持ちが徐々に整理されることになる。

できない、だからそれによって生じるこの結果が不安。

一例を上げれば、できない何かをできるようにすることが不安の解決の一助となる。

これが理想。

しかし、世の中にはその不安なことを、不安を感じられないまでに高いレベルに持って行くだけの時間が足りない場合が往々にしてある。

そんな時はどうすればよいのか・・・

私の答えは諦める。

そして、できない自分を受け入れる。

まずはここからだ。

頑張っても、今までの経験の中で積み重ねてこなかった分野に関しては厚みがないのは確かだ。

だから、今更頑張っても時間内に不安を解消することは難しい。

であるならば、その不安なことに取り組むことそのものを、自分の経験値としてしまえばよい。

誰かが言っていたことだが、自分に起こる全てのことはトレーニングである。

・・・確かこんな言葉だったか。

上手くできずに結果が出ない時もある。

そんな時は、それ毎経験として持ち帰る。

次回に生かすのだ。

また、もう1つ。

経験したことを、経験として落とし込むには、その場の状況に対して、何か答えを持っていないといけない。

その答えが正しいか、正しくないかは別として、その答えを軸にして、判断したり考える。

そのためその答えを明確にしてから、望んだ方が、自分の経験値として残り易いだろう。

究極を言えば・・・

不安なことに挑むとき、それは自分自身を成長させる一歩となる。

これは間違いない。

何せ、これまで自分ができなかったことや、上手く行かなかったことに挑戦するのだ。

こんなに辛いことはない。

しかし、それに対して真摯に取り組むことができれば、きっと自分自身を成長させることができる。

成功しても、例え失敗しても。

そのために、不安なことに取り組むのは、むしろ自分にとってはいいことなのだ。

不安は絶えないかもしれないが、それは今後の自分にとって必ず糧になるということを感じていれば、まずは大丈夫なのだ。

不安なことをポジティブに・・・

この言葉を自分自身に言い聞かせて行動する。