1日1個

タスクがたくさん溜まり過ぎて何から手を付けて行けばよいか分からない・・・

そんな時、使えるマインドが1日1個。

タスクは溜まる

仕事をしていると、だんだん仕事ができるようになってくる。

※作業ができるようになってくる・・・と言った方がいいか。

できる仕事が増えて来ると、今度は仕事が頼まれることが多くなってくる。

その時に、自分のキャパを超えない範囲であれば問題ないのだが、たいていの場合は幾度となくキャパオーバーになるものである。

そして、キャパオーバーになると、自分の力を発揮することができなくなってくる。

1個ずつ仕事があった時は、余裕でできていたものが、3個同時並行になった瞬間に1個もできなくなる、もしくは1個の時と比較して完成度が下がるものしかできなくなる。

これには理由がある。

普通は、マルチタスクで仕事をすることがでいないのである。

私を例にすれば、マルチタスクに仕事をしている風に見えても、実際は仕事をシングルタスクでやっているのだ。

つまり、シングルタスクからシングルタスクへ、仕事が並行している場合は高速切り替えを知らず知らずのうちに頭の中で実行しているのだ。

だから、マルチタスクなんて、少なくとも自分の中には存在しない。

私の場合、2個くらいならシングルタスクからシングルタスクへの切り替えはできると思うのだが(難題だったり複雑だったりする場合はNG)、3個以上になると途端にパフォーマンスが落ちる。

何時間も経って、頑張って仕事をやっている風に見えても、結局1個も仕事が終わっていなかった・・・ということが往々にしてある。

この状況が続くと、結局タスクが溜まって行く一方・・・という事態になる。

この事態は回避できるようにならなくてはいけない。

そうしないと、結局仕事ができない・・・という評価になるし、自分にとってもストレスだ。

1日1個

ここで心掛けたいのが、1日1個。

タスクを1日1個ずつ片づけて行く・・・という考え方だ。

1日1個でも、10日経てば10個の仕事を終わらせることができる。

そうすれば、自分自身のストレスが減ることになる。

また、1個やっている時は、とにかくそれに集中することだ。

自分自身、その集中できる環境を意図的に作り出すことが重要だ。

幸い私の席はフリーアドレス。そこにいなくても仕事をしてもよい。

別室にこもって、1人で仕事しようと思えばそれも可能。

だからその環境を自分自身で作り出せばよいのだ。

そうするだけで集中できる環境が整い、1個の仕事に集中し、シングルタスク状態を長く持続させることができる。

タスクのボリュームが大きく、例え1個のタスクが1日で終わらなかったとしても、それはあまり気にしない。

ボリュームが大きいタスクはまずはそれに取り掛かることが重要だ。

その1歩目を踏み出すことも、1日1個のタスクという考え方で良いと思う。

※ボリュームが大きいタスクはそれを因数分解して、小さなタスクにして1個・・・という考え方でもOK

まずは1日1個、この考え方で当面は仕事をしていきたい。

1日に何個も同時にタスクを行うことは難しいのだから・・・