自分がやりたいことができない時

仕事をしていると、どうしても突発的なことが発生する。

緊急で重要、緊急だけど重要ではない・・・この2つが出てきたとき、スケジューリングしていた緊急ではないけど重要な仕事がどうしても後回しになる。

しかし、これを続けて行くと、結局自分が評価されることはない。

どのようにして、回避していけばよいのだろう・・・

優先順位というけれど・・・

突発的に起こる仕事というのは、本来後回しにしたい事案である。

なぜなら、自分のスケジューリングされた仕事こそ、本来自分が優先順位1位でやるべき仕事で、後はプラスαのものだからだ。

だから、本当は、このタイミングで来ても無理だから、これはいつやります、ずっと後になります・・・と言いたいところだ。

でもそれが許されないことが多い。

情報システム部門であれば、障害やトラブル、または突発的なイベントの手伝いや急に始まったプロジェクトの会議などがあげられる。

仕事は優先順位を決めれば後は、それに従ってやるだけ・・・

そう言う人がいて、それはそうだと思うこともあるのだが、次々と入ってくる仕事を前に、常に優先順位の見直す作業というのは、日常的に行うのは辛いものがある。

本来はバッファーを持ちたい

本音を言えば、常に自分にバッファーを持っておきたいところだ。

事実、以前の私は仕事をするとき、なんだかんだ、ほんの少しのバッファーを持っていた。

突発的な仕事に対応するため、心や時間にほんの少しのスペースを確保していたのだ。

そして、何かが起こった時、それに時間を費やしても大丈夫な状態にしていた。

自分自身にバッファーを持つというのは、意外に大事なことなのだ。

そのバッファーが自分の身を守ることになったり、例えば誰かに相談を受けたとき、親身になって対応できるという、信用の積み重ねにもなる。

バッファーがないとこれができないものだから、常にイライラした状態になり、相談を受けた際もついつい親身になれず、周囲からの評価を落とすことになる。

まさに今の私の状態だ。

バッファーを作るための動きをする

究極、バッファーを改めて作る動きをすればよいのだ。

それにはどうするか・・・

もっと部下を活用することに尽きるだろう。

部下を活用すれば、部下は成長する。

すると今、私がやっている仕事を任せることができる。

私はITスキルが高い仕事をやっているというよりは、会社特有の情報を豊富に抱え、社内のIT資源と組み合わせて、判断したり、相談に乗ったりしている。

その過程は、色々な対応をしているわけで、その対応を部下に全てやらせる動きにする。

そうすれば、部下は成長できて、私のできることが、部下もできるようになる。

結果、私は時間ができて、もっと違うことに時間を使えるようになる。

目標としては、部下が今よりも判断できるレベルになること。

そうすれば、自分が本来やりたいことができるようになる。

まずはそこを目指して頑張ってみたい。