仕事の軸

自分にとって、仕事の軸とは何だろう?

最近あまりにも周りに振り回され過ぎている自分がいて、自分の行動・発言に一貫性を感じない。

疲れるし、周囲の評価も下がる。

自分の仕事の軸というものを、今一度、考え直してみる。

軸を作るとは・・・

そもそも仕事において、自分の軸を作るとはなんだろう?

考えた結果、思い浮かんだものをあげると・・・

①ある物事に関して考え続け、自分の意見を持つ

②その意見は汎用性のあるもの(どんな事態・場面でも自分の基準にできるもの)

この2つしか思いつかない。

①について・・・

例えば仕事というと、大枠で捉えがちだが、これを自分の部署の情報システム部門に置き換える。

情報システム部門の役割は何か?

情報システム部門が会社から求められているものは何か?

この2つを考え続けること。

そして経験を積むこと。

この2つになると思う。

そして、この2つについては、抽象的な物言いも必要だが、より具体的なことまで議論できるレベルになる必要がある。

自分の部署の役割、会社から求めれれていることを、自分の言葉で抽象的に、そして具体的に説明でき、意見を持つレベルにまで高めることが、この①になると思う。

とにかく、日々考え続けること、そしてこの考える元となる材料を常にインプットし続けること、そして至る所で自分の意見をアウトプットする習慣を付けること。

この考えが土台となり、②につながることになる。

日々様々な議論が発生する中で・・・

①ができるようになって、初めて②その意見は汎用性のあるもの(どんな事態・場面でも自分の基準にできるもの)・・・に辿り着く。

これに対応できるようになれば、自分の軸はひとまず完成。

①を突き詰めるには、周辺知識や経験も必要になる。

つまり情報システム部門のことを考え続けると、必ず他の営業や経理、総務の知識も必要になってくる。

その中で、情報システム部門の役割を考え続けるのだ。

このことが、結果的に仕事をする上での自分の軸となる。

どんな議論に巻き込まれても、自分の強みを1つ持っていることは、重要だ。

心の拠り所となる力・・・それが私の場合はデジタルについての知見なのだ。

結局、自分の仕事の軸を持つということは、まずは自分が与えられている仕事に没頭するしかない。

その没頭した中で、徐々に必要に迫られた周辺知識を身に付けていき、やがて会社全体を考えることができる。

そしてその会社全体を考えられるようになった中で、デジタルという分野を拠り所に自分の意見を持つのだ。

それが自分自身の仕事の軸となる。

自分の仕事の軸を作るということは、どんな仕事・職種をしていても構わない。

目の前の仕事をどれだけ考え続けることができるか、そして意見を持てるようになれるか・・・それに掛かっているのである。