恐怖心と言いたいことを言える状況のバランス

経営陣に中間管理職を外して欲しいとの話し合いから、数日・・・

それ以来、経営陣との接触を避けている。

いや、避けられているということか・・・

とにかく、それ以来は、直接話し合っていない。

恐怖心があるかと言えば・・・

ま~、正直なところこれはある。

何せ、今の会社で出世なんかしたくない、むしろ降格してくれと面と向かってお願いする部下なんて、これまであまりいなかっただろう。

そしてそれは、今の会社の在り方を、ある意味否定しているとも捉えることができる。

つまり経営陣に、何の権力も持たない社員が、NOを突きつけたことになる。

陰では色々言っても、経営陣の前ではいいことを言ったり、当たり障りのない反論程度に抑え、普通は我慢するだろう。

この影響により、会社にいられなくなる可能性だってある。

やり方なんて色々あって、私が全く成果の出せない部署や事業所の職種につかせ、根を上げて自ら退職に追い込めばいい。

これって、確かに恐怖なんだよな~

ただ、一方で、こうも思う。

心が壊れる方が厄介

今の経営陣とはできれば距離を置きたい。

接触回数が増えれば増えるほど、私の心は壊れるからだ。

そして、それは、他の多くの部長クラス、降格させられた方々を見ているとよく分かる。

なぜ、この仕打ちに耐えられるのだろうか・・・

心が病むんじゃなかろうか・・・

実際に、それらの人達から、笑顔は少なくなっている。

常に思いつめた表情の人も、出てきた。

今の経営陣の目の届く範囲にいるということは、いつか、この人達と同じ状況に陥り、今よりもっと心が壊れるリスクがある。

心が壊れたら厄介だ。

会社は自分を一生面倒は見てくれない。

上手く、自分から辞めさせて、欠員の出たポジションに、穴埋めをするだけ・・・

そんなの今のこの会社では、当たり前に起こることなのだ。

壊れた心を修理できないのなら、壊れないように、自分で何とかするしかない。

今でも迷いはある

そうは言うものの、自分の中でも相当な迷いはある。

確かに自分の努力不足や無責任、社会人失格などの言葉を言われると、そうなんだろうな・・・と思ってしまう。

そして、その経営陣からの指摘は、自分でもあながち間違っていないようにも思う。

だから、厄介なのだ。

逃げるべきか、逃げないべきか・・・

この判断に正解はない。

最後は自分が判断するしかない。

確かなことは、今の状況でこの会社で出世することは、ワークライフバランスとか、家庭とか、健康とか・・・そんなものは全て犠牲にしなくてはいけないということだ。

結果が全て・・・

でも過程も見る・・・

仕事は減らさない、追加方式、

時間外に、明日の終業時刻前までに資料を作れ・・・

ワークライフバランスには無頓着だが、それでも限度はある。

何が正解か、何が不正解かは分からない。

だから、人とはちょっと違う決断をし、そして実行してみた。

そして更に、自分を磨き続ける努力を続けると、会社ではどうなるか・・・

迷いながらも、自分がどうなるか・・・それはそれで楽しみだ。