自分の価値を上げることに注力する・・・②

資格を取得することが目的となってしまっている自分に嫌気がさしている昨今・・・

当初は、資格は自分の仕事を生かすために取得することを目的としないと意味がないなんて言っていたのに・・・

でもそれも含めて、通る必要のある道なのだと思うようになった。

そもそも心が揺れ動かずゴールすることは無理

そもそも、資格取得をする上で、困難な道であるということは、頭ではわかっていたこと。

それが現実となり、若干想像を超えていたもんだから、挫折しそうになるだけだ。

でも、もし挫折したらもう1度立ち上がるのみ。

そうやって、資格を取得したほうが、案外自分のためになるのではないかと思うようになる。

この心の揺れというものも、実は必要な過程。

もし資格取得に成功したら、自分の心はこのように揺れ動いたと、後輩に教えることもできる。

環境を準備、整えることも自分の力

また、社会人になってからの資格取得は、もう1つ困難なことが現実にある。

どこの時間に勉強するか、どんな方針で勉強するか、勉強道具はどうやって揃えるか・・・学生時代には予めお膳立てされていて、考えもしなかったところから準備が必要となる。

こんな当たり前の訓練を、今までしてこなかったから苦労している。

MOSの資格取得のときにも経験したことだが、いつ、どこで、どんな方法で資格試験を受講するかを自分で探して自分の判断で確定して申し込む。

そしてお金も自分で支払い、申込を完了させる。

資格試験の勉強方法は、ネットでググると山ほど出て来る。

その中から、自分に最適な方法を自分で選択する。

その選択をした後に、自分で勉強する道具を準備、Youtubeなどを利用するのであれば、その環境を準備・・・

ここまでやって始めて、勉強を開始するスタートラインに立つことができるのだ。

勉強を始めるまでの間に存在するハードルの多さには、今更ながら驚かされる。

でもこれが、社会人になってから資格を取得するという意味なのだ。

基本的には誰も助けてくれない。自分で判断するしかない。

そして、自分の力、時間、お金をどこにどれだけ費やすか、それらが足りないとしたら、どのようにやりくりして、力、時間、お金を準備するか・・・

お膳立ても全て自分で準備するからこそ、資格取得の意味がある。

もしお膳立てされて、勉強方法まで指示された資格取得であったとしたら、それは、自分のトレーニングの機会を逸していると言わざるを得ない。

ここで、1番重要なのは、勉強時間の確保・・・

こればかりは、社会人になると、驚くほど制限される。

普通に生活して仕事をして・・・この状態では、資格試験の勉強時間は確保することはできない。

自分の生活スタイルを改めて見直し、どこでどれだけの時間を捻出できるか、自分で確認して、自分で決定する。

夜遅くまで勉強する、朝起きて勉強する、移動時間やお昼休みなどの隙間時間・・・

これらを自分で見つけて、勉強を実施する。

特に隙間時間に勉強するには、それなりの準備が必要だ。

Youtube環境の準備、仕訳10問だけいつでもできるようにしておく、30分確保できるのであれば、試算表の作成・・・

これら、全てを自分自身で判断する。

考えてみれば、社会人になってからの資格取得は、案外自分を総合的に成長させるための、便利な方法なのだ。

こう考えると、資格取得も悪くない。

次回は、この資格勉強期間の睡眠時間についてお話ししたい。