面談②

前回の続き・・・

経営陣から30分の面談を受けるわけだけど、本日はどんな気持ちで望めばよいのかについて・・・

理論武装には限界が・・・

恐らく、あらゆる質問を想定して、模範解答を作っておき、的確に自分の言葉で受け答えできるようにしておくこと・・・

これが、本来は1番良いと思う、面談を無難に完了させるには。

ただ、能力のない自分にとって、これは膨大な時間を掛けることになり、費用対効果が圧倒的に低くなる。

何せ、時間は30分だ。

それに、こんな事を聞かれるの???という質問が毎回あるため、準備すればするほど、準備できないものに関する回答は甘くなる。

それでも、準備できていないものに関して、普段からある程度考えたり意見を持っていることに関しては、それ相応の返しをすることができる。

私の面談における根本的な考えは、

”準備できていない = 普段から考えていないこと”

これに尽きると思っている。

普段から考えていないことを、急に話すことなど、私はできないのだ。

だから、もし自分が普段から考えていない質問を受け、その場で答えられなかったら、あきらめるしかないのだ。

準備は必要、その上で答えられない質問が来たときは諦める

準備もある程度必要だけど、2:8の法則で、自分が完璧かと思える準備の20%がまかなえれば、全体の80%はカバーできるだろう。

後は、普段自分が考えていること、意見を持っていることを、その場で話すのみ。

そして、答えられなかったら、それについては、今後考えます・・・ということで次に生かす。

ただ、ここで受ける質問は、経営陣にとって、私にはこんなことを答えて欲しい、こんな考えを持って欲しい、もしくはこんなことを考えて仕事をして欲しいという塊だ。

だから、受けた質問は、メモっておいて、後から見返せるようにしておく必要がある。

それによって、この会社での自分の努力の方向性も変わることになるからだ。

※もしくは変わらないかもしれないけど・・・自分の成長に時間を使うために。

必要以上に恐れる必要はない

以前の自分は、経営陣からの評価に対して異常に執着していた。

いや、正確には周囲の人達の評価をずっと気にしていた。

こいつは仕事ができないと、思われるのを恐れていたからだ。

そしてそれは、以前勤めていたIT企業の体験から来ているトラウマだ。

こいつはできない、こいつは駄目と言われたくない一心で、今の会社ではやってきた。

だから、このマインドになっているのだと思う。

ただ、周囲の評価は今でも気にしているが、経営陣からの評価は以前ほど気にしなくなってきた。

それはなぜか・・・

それは恐らく、

今の経営陣をリスペクトしていない

・・・この理由が1番大きい。

この人のために・・・

とか

この人の言うことなら・・・

とか、そんなことを思えなくなってしまったのだ、この3か月の間に。

自分がどうでもいいと思う人から何を言われても、それほど響かない。

経営陣は今、自分にとって、そんな存在になってしまったのだ。

もちろん、面談後にこの考えは変わるかもしれないし。

明日、この考えが変わり、改めて経営陣のことを尊敬できるようになるかもしれない。

ただ、少なくとも今の自分の感情としては、何を言われても、怒られても叱責されても、指導されても、それほど心には響かないだろうな・・・と思っている。

このマインド状態が正しいとは思っていない。

ただ、強制的に復活させるものでもないとも思っている。

全ては流れに身を任せて・・・

それが今の自分にとって、1番良い、心のコントロールなのだと思う。

経営陣の面談・・・終わった後、どんなマインドになっているか、それはそれで楽しみだ。