自分の会社と世の中を結びつけるには?・・・②

前回の続き・・・
今回は自分の会社の収益の仕組みを知る方法をお話ししたい。
そもそも、自分の仕事が会社の収益にどのように貢献しているかを知るためには、こちらの情報をまとめておく必要がある。
その前に・・・
その前に、自分のこれまでの仕事のやり方で、1つ反省。
目の前の仕事が忙しすぎて、自分の会社はどのように利益を上げているのか、自分の仕事が会社にとって、どんな利益をもたらしているのか、真剣考えたこともなかった。
これは大反省・・・
もちろん、なんとなく説明はできるのだが、ちゃんと、これこれこういう理由で、自分の仕事は、会社の収益のこの部分に貢献しています・・・と説明することができない。
例えば、あなたの仕事は、会社の売上に何%貢献しているのか、数値化して示してください・・・なんて言われたら、お手上げだ。
ま~、そんなことをこれまでこの部署(情報システム部門)は聞かれもしなかったから、これまではそれで済んだわけだが、如何せん会社組織が大きく変わったのだから、いつどこでこんな質問を受けるか分からない。
また、少し恥ずかしい話しだが・・・
資料を作ってくれと言われ、資料を作り始めると、ただの数字合わせに没頭し、その数字が何を意味するのか、本当の意味で、考えながら資料を作成するということを放棄していた。
だから、数字が大幅に間違っていても、全く気づかないし(例えば1桁粗利が違っていても気づかない・・・とか)、人から指摘するまで、気づかない。
でも会社の売上、利益、この事業所もしくはこの部門ではこんな数字を上げていると、日頃から関心を持っておけば、こんなことは起こらないはず・・・
これは、昔、ある上司にこっぴどく怒られていた。
この数字が何を意味するか、考えて作ってないから、こんなでたらめな数字になっても気づかないんだ!・・・と。
まさにおっしゃる通りだった。
毎日数字に触れること
今更・・・となってしまうが、会社の売上、利益の目標と進捗、最低限この数字は毎日確認が必要だ。
そして、この数字を改善するためには、もしくは落とさないようにするためには、情報システム部門として、どんなフォローを事業所にしなくてはいけないのか、どんな関わりを他の部署にしていけばいいのか・・・その鍵となる。
何せ、自分はこれまで、全く数字を確認しないでここまで来てしまったのだ。
これでは、情報システム部門の中間管理職として、他の部署の方々と話しをするときに、まずい状況となる。
今、会社はこんな状況、だから情報システム部門が関わることで、こんな貢献ができます・・・と、自分でアピールできなければ、この会社からは不要と烙印を押されてしまう。
別に、1時間も2時間も数字とにらめっこしてろというわけではない。
1日10分だけ、会社の数字を確認する。
そんな積み重ねをしていくことにより、自分や自分の部署と会社との関わりを確認し続ける必要があるのだ。
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