自分の発言の視聴率

情報システム部門にいると、どうしても伝えたいことがある・・・という場面がある。

例えば、エクセルで、F4キーを使うと業務効率上がるよう~とか・・・

ただ、それを急に発信しても、自分の発言の視聴率が低ければ、注目もされずにスルーされる。

それでは全く意味がない。

では自分の発言の視聴率を上げるには、一体どうすればよいのだろう?

地道な努力・・・これに尽きる

いきなり結論となるが、こればっかりは地道な努力に尽きる。

何せ、最初っから自分の発言、一挙手一投足に自分に注目が集まるかと言うと、そんな分けないからだ。

ま~地道な努力というのも、ある意味やり方を間違えたら意味がない。

地道な努力の典型例は、1人1人と話すことだろう。

1人1人と会って話す。

その際、こいつの話しは面白いと、印象付けることがひとつ。

また、それを繰り返すことがひとつ。

そうやって地道な積み重ねのみが、やがて自分の発言に10人が注目し、20人が注目し、100人が注目し・・・その辺りから指数関数的に爆発的に注目を集めることになるのだろう。

そしてもう1つ、何かを発信する際に、他の人はやっていない、少しリスクをとった発言をすることだ。

ま~これは、かなり危険なことなのだが、「こいつ、こんなことを言っちゃってるよ、大丈夫か?」

と、思われそうな発信を繰り返すこと。

もちろんアウトになって、ダメージを負うこともあるだろう。

ただ、社員は誰でも、人の目を気にして生きている。

そうしないと、今の会社に生き残れない可能性があるからだ。

でも、ある程度のリスクを侵さないと、逆に今の会社に生き残れない可能性だってある。

この会社の経営陣は、どこまでのリスクはOKで、どこからのリスクはNGなのか・・・もしくは、今の経営陣は、どんな状態なのか?

リスクに過敏な状態なのか、おおらかな状態なのか・・・

そんな情報戦を生き抜く必要が出てくる。

でも1つ言えることは、リスクを侵さない人間には、未来の可能性は狭まるということだ。

リスクを侵すということは、ダメージを受ける可能性もある代わりに、可能性を広げるという働きもある。

今、私が会社の社員に求めていることは、ITリテラシーを上げてもらうこと。

そうすれば、きっと、今より仕事は楽になるし、やりやすくなる。

会社の運用だって、今までよりもスムーズになる。

それくらいデジタル機器を使いこなすことは、今の社会人にとって重要なことなのだ。

この技術を身に付けてもらいたい。

だから私の言葉には、皆、アンテナを張って、発信したら、まずは読んで聞いてみる・・・ということをしてもらいたいのだ。

何せ、皆の仕事が楽になる可能性のあることを発信しているのだから・・・

でも自分の発言に視聴率がなければ、元の木阿弥。

だから、自分の発言を浸透させるには、視聴率を上げることが必要なのだ。

地道な草の根活動と取れる範囲のリスクを取る・・・そしてこの2つの継続こそが、自分の視聴率を上げる、一見遠回りのようで、1番の近道なのだ。

・・・とは言え、リスクを取るのは怖いけど。